SRI社の Multiple Gas #5 GC(MG5、マルチガスアナライザー No.5)は、30年以上にわたる継続的な改良の成果として開発されたシステムGCであり、水素、酸素、窒素、一酸化炭素、二酸化炭素、メタン、エタン/エチレン、水、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、メタノール、エタノール、ならびにこれらと同程度の沸点範囲を有する各種化合物を低コストで測定することができます。
測定可能な濃度範囲は、ほとんどの対象成分について 1 ppm~100% です(ただし一部例外あり)。
さらに、プレコンセントレーター(試料濃縮装置)を使用することで、一部の成分については検出下限をさらに低くすることが可能です。



標準的なMultiple Gas #5 GCの構成
下に示すのが、各成分の濃度が1%の標準ガスをMG5で分析した際のクロマトグラムです。
(キャリアガス:アルゴン、本分析の対象成分:水素、酸素、窒素、一酸化炭素、二酸化炭素、メタン、エタン等)

TCDのデータは水素、酸素、窒素の定量に用います。(これらの成分は、メタナイザー付きFIDのクロマトグラムにはピークが現れません。)
一方で、一酸化炭素、二酸化炭素、メタン、エタン等は、メタナイザー付きFIDにて、より感度よく定量することが可能です。
カラムとしては、Molecular Sieve 5A充填カラムとHaysep D充填カラムの2本のカラムが用いられおり、バルブ切り替えにより、MS5Aカラムの方には水やCO2等の成分が流れないようになっています。(このことにより、MS5Aカラムの汚染を防止することが可能です。)
SRI Instruments社 web掲載のMG5紹介ページ(英語)
https://www.srigc.com/storage/downloads/MG5FlyerJan2026.pdf
※より詳細な情報が記載されております。