SUS表面の不活性処理技術について
SUSの表面は粗く、化学的に活性な面であるために化学分析用途には不向きであるとされ、技術者はやむを得ずガラス部品に置換えて使用してきました。
しかしながら、ガラスの脆弱性(折れ・割れ)により限られた部分にしか代替できませんでした。これらの問題はSUSのガラスライニングの手法においても解決されていません。
この問題を解消するためにSUSの表面に非常に薄いガラス薄膜状態を成製する技術を開発しました。
金属シリコンと結合された薄膜ですので、曲げによる破損や剥がれは生じません。また、多段階の層により粗いSUS表面を滑らかにする効果もあります。
耐熱温度 化学修飾不活性化処理を施さない場合: 500℃
化学修飾不活性化処理を施す場合 : 450℃(無酸素下)

SUS内面不活性処理のイメージ図
SUS以外の金属の不活性処理に関しても実績がございます。詳しくはお問い合わせください。





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