SUS表面の表面処理技術について
SUSの表面は粗く、化学的に活性な面であるために化学分析用途には不向きであるとされ、技術者はやむを得ずガラス部品に置換えて使用してきました。
しかしながら、ガラスの脆弱性(折れ・割れ)により限られた部分にしか代替できませんでした。これらの問題はSUSのガラスライニングの手法においても解決されていません。
この問題を解消するためにSUSの表面に非常に薄いガラス薄膜状態を成製する技術を開発しました。
金属シリコンと結合された薄膜ですので、曲げによる破損や剥がれは生じません。また、多段階の層により粗いSUS表面を滑らかにする効果もあります。

金属部品の不活性処理を請負っております。詳細はお問い合わせください。